教科の特徴

探究心と向上心を培い、
人生の可能性を広げるための基礎を築く

聖書科

聖書を通して、神に愛される自分を知り、
同じ愛に生きる他者と共に生きる世界を築くひとりとして、生きる準備を目指す人になる。

本校は週1時間、6年間聖書科の授業があります。中学入学で初めて聖書を手にする生徒がほとんどですから、はじめは聖書・讃美歌の開き方から始め、「キリスト教入門」として礼拝とは何か、聖書とは何か、クリスマスに代表されるキリスト教の祝祭から、聖書(旧約-新約)の基本的な内容を高2までに学び、高3は卒業を控え、建学の精神(「神を畏れ、神を愛し、隣人を愛する」)を基礎にキリスト教倫理を学びます。中学から高校は自己と出会い、他者との関係を築く大切な時です。聖書を通して、神に愛される自分を知り、同じ愛に生きる他者と共に生きる世界を築くひとりとして、生きる準備を目指してほしいと願っています。

聖書科

国語科

「読む、書く、聞く、話す」という言語機能をバランスよく持つ人になる。

「読む、書く、聞く、話す」という言語機能をバランスよく育成する授業を展開しています。教科書を用いた学習に加えて、様々な言語活動を取り入れています。中学生は読書ノートを作り、読書習慣をつけています。またオリジナル教材「古典入門」を用い、日本古来の優れた作品の暗唱を通して言語感覚を養います。その他中1では手紙の書き方の学習として「受験生への手紙」、中2では実用的な文章の学習として「学校紹介パンフレット」を作成し、秋桜祭で展示しています。

国語科

社会科

自分を成長させ、世界に貢献できる人になる。

社会科の学習は、自分を成長させ、世界に貢献できる人になるための学びです。入学したばかりの中学1年生から「社会科は暗記科目で苦手」という声を聞くことがありますが、身につけた知識は自分で考え、正しい判断をするために使うことができます。歴史、地理の授業を通して過去や自然、文化を、公民の授業を通して社会の仕組みを知り、それらの知識を現在の自分や未来の世界のために活かす力を養う学びを目指しています。中1では、身につけた知識を自分の言葉でまとめられるように指導しています。

社会科

数学科

学びを通して考える力を持つ人になる。

問題集を解いてわからない問題があったときには、単に解説を読むのではなく、考え方のヒントを与えて自分の力で正解を導き出すことや、友達と教え合いながら、お互いの理解を深めることを大切にしています。また、定期試験や小テストで間違えた問題は正解するまでテスト直しをして、なぜ間違えたのかを考え、基礎力を定着させます。理解するのに時間がかかる生徒には個別に声をかけて学習をサポートし、きめ細やかな教育を行っています。また、高1の後期は習熟度別クラスで授業を行っています。

数学科

理科

正しく科学を見つめる眼を持つ人になる。

理科では、学園での6年間を大きく3段階に分けて学んでいます。第一段階としては、実験(物理実験室、化学実験室、生物実験室を完備しています。)・観察を中心に自分の手を動かして実際のものを見ることで、自然現象を実感することを目指しています。次に、その経験を生かして自ら疑問を持って積極的に調べ、その結果を知識として定着させます。最終段階として、その知識を活用し、自然に対する自分の考え方をもてるような学習を行っています。本校を巣立った生徒には正しく科学を見つめる眼を持ってほしいと願っています。

理科

保健体育科

運動を通じてフェアプレイの精神や協同性を身につけ、それらを活かせる人になる。

運動の得手不得手に関わらず、全員が能動的に楽しく参加できるような授業を展開しています。また、様々なスポーツを通じて、目標に向かって取り組むことや周囲の人と協力することの大切さ、フェアプレイの精神などを学び、それらを体育以外の場面でも活かせる人間性を育むような授業を心掛けています。
球技大会や運動競技大会に向けての授業では、委員の生徒を中心に練習が進められ、生徒の主体性を伸ばす良い機会となっています。

保健体育科

音楽科

さまざまな芸術作品と出会い、豊かな感性をもつ人になる。

さまざまな芸術作品と出会うことで、視野を広げ、感性を磨くきっかけとなるように授業を進めています。基礎的な音楽理論やコーリューブンゲンなど、西洋音楽の基本も学びます。女声合唱の響きを味わい、讃美歌やクリスマス礼拝で歌う「ハレルヤ・コーラス」などのキリスト教音楽にもふれます。時代やジャンルにとらわれずに自らの目や耳、心で感じとり、豊かな感性をもって人生を歩む人になってほしいと願っています。

音楽科

家庭科

「生きる力」を身につけられるような人になる。

家庭科は、生活に密着した位置づけを大切に、自分事として考え、行動するために「生きる力」を身につけられるように学びます。中1では、フランス刺しゅうを施した聖書・讃美歌カバーを、自分でデザインをして制作します。聖書・讃美歌カバーは高3までずっと使用します。中2では、エプロンを制作し、高1まで調理実習で着用します。中3では、家計や金融について重点的に学習します。高1では、現在必需品になったエコバッグを制作します。4年間を通して、知識や技術をバランス良く身につけ、自ら考え行動できるように授業展開しています。

家庭科

英語科

英語を通してグローバルな視野を持つ人になる。

中学校では英語を学ぶことの楽しさを大切にしつつ、予習→授業→復習や小テスト→振り返りの繰り返しによって、きちんとした学習習慣を身につけていきます。高校ではその習慣によって培われた英語を使って様々な文化や歴史を持つ人々の考え方や情報を読み取り、また自らの考えを発信していきながら、グローバルな視野を持つことを目標としています。英語を母国語とする教員を4人おき、1クラスを2分割して英会話の授業を少人数で行い、十分な効果があがるように努めています。また、高2・高3の選択授業では、習熟度別クラスで授業を行っています。

英語科

情報科

ロボット作り、プログラミングを体験し、主体的・対話的で深い学びのできる人になる。

講義と実習を組み合わせ、さまざまな課題に対して「問題解決を行う」ことができるように授業展開しています。情報の定義から始めてコンピュータでどのように情報量を計算するかを論理的に理解するとともに、TTL-ICを使って実際に回路を組み立てます。また、問題の発見、解決に向けて知識及び技能を身に付け、活用する力を養うためにLEGO EV3で机から落ちないロボットを作ったり、micro:bitで相互にデータ通信をしたりするなど、問題を解決するためのプログラムを体験します。情報デザインは、オブザベーション法で絆創膏のUXの改善点を見つけ、改善点をペルソナ・シナリオ法で対象者を限定してUXを工夫する体験やPDCAサイクルを体験します。

情報科

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