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校長メッセージ

秋の行事を終えて

横浜共立学園中学校 高等学校 校長 坂田雅雄
横浜共立学園中学校 高等学校
校長 坂田雅雄

 秋はまことにさわやか、晴天に恵まれることも多く、気温、湿度も程よく、まさに勉学に最も適する季節と言えます。と同時に学校行事に相応しい季節でもあります。横浜共立学園では、このたび秋桜祭(文化祭)と、運動競技大会が実施されました。
 秋桜祭では、夏休み頃から参加する団体、部などが本格的に準備を始めます。下校時刻の延長はありませんので、各自は時間を有効に使いながら準備をします。そして当日は、実にスマートに秋桜祭が行われました。
本年度は二日間にわたって、受験生および保護者などで来校者は、9,356名という人数に及びました。来校された方々に心より感謝申し上げます。特に本校を受験しようとされている小学生の皆さま、保護者の皆さま、横浜共立学園の教育の一端をご覧いただけたかと思いますが、いかがでしたでしょうか。

運動競技大会は、本校のグランドで行われます。本年度は前日が雨天でしたので、当日の朝早くから準備に入りました。教職員も大勢集まり、ライン引き、テント張り、落ち葉の掃除などを行い、すべてスケジュールどおりに実施されました。
運動競技大会は、本校生徒の保護者にしか公開しておりません。本校のグランドで実施しますので、収容人数に限りがあるためですので申し訳なく思います。

この二つの行事を通して、横浜共立学園の生徒は、何事も一生懸命に、そして真剣に取り組むという姿に感動を覚えました。そしてまた生徒の皆さんも、それぞれが感動を覚えることができたことでしょう。本当に感謝です。

学校という教育機関の大切な役割は、授業を行う場というだけではありません。社会で生きることを学ぶ場としての意義も大きいのです。
人間は社会生活をする動物です。個で生きるのではなく、集団の中で生きる動物は、人間以外にも存在します。代表的なのはハチの仲間、アリの仲間、そして哺乳類の中にも、集団で生活する動物は多く存在します。
個で生きることと集団で生きることとは基本的な生き方の違いがあります。自分中心の生き方で生きるのは個の生活様式、そして周囲との関わりを絶えず考慮し、場合によっては自己を抑えてでも集団の調和を考慮しなければならないのが集団生活の動物に課せられた宿命です。
「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」
この聖書の言葉は、個では生きられない人間に最も大切な言葉なのではないでしょうか。
 勉学は個人の問題であることが多いのですが、しかし、学校では様々な行事をとおして、集団生活の基本を学ぶ場でもあります。行事に取り組むプロセスにおいて、集団の中で、一人ひとりがどのように考え、どのように集団に関わり、どのように集団全体で成果をもたらすかが問われています。
 秋桜祭、運動競技大会をとおして、生徒の持っている限りない力を感じることができました。

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